Party Box

投稿者
はまっちゃった人
構築名
爆PカビSA最終バージョン
ルール
2000
Lv55 カビゴン
のしかかり
ばくれつパンチ
のろい
ねむる
FFFF はっかのみ

Lv50 サンダース
かみなり
めざめるパワー
いばる
みがわり
BDFF たべのこし

Lv50 ムウマ
くろいまなざし
ほろびのうた
かみなり
みちづれ
1FFF まひなおしのみ

Lv50 ナッシー
ねむりごな
やどりぎのタネ
サイコキネシス
だいばくはつ
FFFF みずたまリボン

Lv50 ファイヤー ×
だいもんじ
どくどく
リフレクター
ねむる
1FFF きせきのみ

Lv50 カイリキー
クロスチョップ
いわなだれ
めざめるパワー
どくどく
DEFF おうごんのみ

2017年夏頃の一撃無し2000のパーティであり、パーティ変更不可・前情報無しで大会に出るとしたら迷うことなくこのパーティを出す、と言い切れる程の汎用性と完成度があります。

当時幾度となく改良を重ねましたが、これが最終バージョンになります。

 

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■構築コンセプト

 全60通りの選出パターンを使い切り、かつ流し役割範囲や攻撃範囲をパーティ内の6匹で補完することで、様々な相手に対応可能とし、高汎用性を実現する。

 選出パターンに制限をかけないため、またミラーマッチ対策の観点から、SA編成としている。

 また、1匹1匹のポケモンはモジュール化されており、1匹単独で流し役割を遂行し、攻撃範囲もエース級の攻撃範囲を持つか狙った相手に1対1交換を仕掛けられるかのどちらかである。

 モジュール化を図ることで、全60通りの選出パターンを柔軟に使い切ることが可能となり、相手のパーティや予想される選出に応じて50×3の選出パターンでも十分に戦うことができる。

 

 上記コンセプトが実際に機能することは、対サンダーAや対カビゴンA等のシミュレーションを繰り返すことで、また何度か実戦で最終確認することで確認済。

 

■個別解説

 ・カビゴン

  爆Pが無いとミルやバンギを出されてしまい、ミルやバンギは流すのも崩すのも大変なので、爆Pを搭載。

  (定番の寝言カビも検討したが、対ミルや対バンギで取り巻きへの負担が大きくなり上手くいかなかった)

  爆Pを搭載しているので主力技は圧しで十分。

  圧しにすることで、対ミル強化、対特殊強化(素眠りからの復活も可)、サンダースのサポート等に期待できる。

  鈍いは必要。バトンや壁を利用したコンボ相手の圧力になる他、カビゴンミラーマッチ対策、対特殊の圧力補強になる。

  また、ミルには劣るが、対爆破の肉壁になれることもある。

  眠る薄荷はカビゴンミラーマッチ対策のため。ムウマで流せる寝言カビはともかく、地震カビには対面有利を取れないと辛い。

  対サンダーAでも、無策で素眠りすると死を待つのみになるので、残飯より薄荷の方が機能することがある。

  パーティ全体で見ても、ガン受けはしないがある程度の流しはこなす中速パーティであるため、眠る薄荷がマッチする。

  

 ・サンダース

  爆Pカビゴンとの攻撃範囲の相性が抜群。

  カビゴン1枚では不安な対サンダーAや、天敵の対55ゲンガーも、50いばみがサンダースを入れることで強力に補強できる。

  対黒まなバトンも、サンダースをカイリキーやムウマと組み合わせることで多くのパターンに対処できる。

  型は最も汎用性が高いテンプレ型で良い。

  

 ・ムウマ

  カビ流しやミル流し等で必要なので投入。狩りポケ付きカイリキーとかもナッシーとの併用で対応可能。

  ムウマ以外にもカビ・ミル・カイリキーと戦えるポケモンがいるので、ブラキやガラと1対1交換しても問題ない。むしろ後続のポケモンのためにブラキやガラと1対1交換するのが役割とまで言える。

  いばみがサンダースと併用する時に対カビ威張るリセットでも使用。

  いばみが役がサンダースの場合は地震で一貫されるのでゲンガーは不可。

  爆破対策でも地味に重要で、爆破読みムウマで枚数差をつけられる+残り1匹に滅びをかけられるので圧力になる。

  ☆やエアで止まるポケモンが多いので、攻撃範囲の兼ね合いを考えて雷を搭載。

  ☆やエアが入るパターン相手に、☆やエア以外のポケモンを狙って1対1交換することが可能となり、残った☆やエアを後続のポケモンで倒すパターンを作れる。

  仮にライコウ等で受けられたとしても、ライコウに滅びを入れてからサンダースを出すパターンもある。

  電磁砲は☆を倒せるか怪しいので不可。

  電磁砲がないとサンダー等を釘付けしにくくなるが、他の3つの技だけでもある程度の釘付けが可能な他、電磁砲を入れたとしても50%の麻痺にかけるのはリスクが大きく、リスクの大きさは交代読み交代と大差ないので、必要性は高くないと判断。

  色々なポケモンを道連れするために電磁砲を使うという観点もあるが、麻痺直し奇跡や眠る薄荷等で対策される可能性もあり不安定。

  それよりも確実に☆を倒せる方が価値が高いと判断。そもそも試行回数を稼げるなら雷でも麻痺は入る。

  持ち物は電磁砲カビ+ガラの対策のため麻痺直しの実。

  

 ・ナッシー

  対ガラ対策枠。元々はパルだったが、梨にすることで対ガラ不安定化がどうでも良くなる位のメリットがあったので梨に変更。

  対お化けで有利になる他、対50自爆カビ強化、対カイリキー強化、対55カビ強化(宿り木→55カビへ交代)、眠り粉からの無償降臨等、数々の恩恵を得ることができ、全体的に勝率が底上げされる。

  対エアに関しては(眠り粉+)宿り木+サイキネで押し込める。

  そもそもパルにしたところで対守る残飯だと一部の型を除き対面有利は取れない。

  対バンギに関しては55爆Pカビ・カイリキー・いばみがサンダースと並んでいればそう簡単に不利は取られない。

  ガン受けされるパターンもムウマでこじ開けられる他、波パルを入れたところで色々と微妙な点が多い。

  対ガラに関しては、地震一貫性を切りつつリボン爆破(70%以上の確率で55めざ虫ガラ1発)で圧力をかけるのが基本戦術になる。

  ガラとのタイマンは避けたいので、多対多のうちになんとかするか、鈍いカビやムウマやファイヤーを使って1対1交換を避けるかする。

  

 ・ファイヤー

  対草(特に梨)や対炎、対カイリキー、対爆破、その他攻撃範囲の補完を考えて投入。

  対雪崩カイリキーはリフ眠る奇跡(薄荷)でないと対面有利を取れないので、これらの技を投入。

  リフは対カビ(リフ→カイリキー等へ交代)や対爆破でも機能する。

  対炎を考えて毒を搭載。対サンダー釘付けだけなら晴れでも良いが、対炎を考えると毒を入れてファイヤーで粘るパターンを作っておかないと辛い。カビゴンに一任はできない。

  というわけで、晴れを入れるスペースはなかった。

  対寝言カイリキーや対50カビ、PP対策のために入れたかったが仕方ない。

  エース級の攻撃範囲を望むパーティコンセプト的にも良くないが、他のポケモンとの攻撃範囲の補完を考えれば晴れない文字1本でも十分。

  また、相手によっては晴れよりも毒の方がむしろ重要(対ハピとか)。

  主力技は、梨やネールを1発で倒すために定番の文字を採用。

  リフがあるので対面爆破での1対1交換はされないものの大ダメージは避けられないし、対梨後出しだと交代際眠り粉+対面眠り粉で催眠が入るパターンもあるので。

  といっても晴れない文字1本だとPP切れも怖いので、主力技は放射でも良い。

  

 ・カイリキー

  対バンギや対カビ強化、攻撃範囲の補完を考えて投入。

  攻撃範囲を考えると、対ファイヤーの雪崩、対お化けのめざ霊は欲しい。

  薄荷や奇跡は余っていないし、55カビ流しを考えると黄金の方が良いので、持ち物は黄金。

  もう一つの技は毒。あるのとないのとでは対55サンダーや対☆の圧力が変わってくる。